行ってきました。函館!6月29日〜7月2日の3泊3日(1車中泊)。
NHCの久々の旅行です。(今回Sugarさんはお休み。)
今年の3月まで凄まじく忙しかった(今は普通に忙しいレベル)ので、良い
気分転換になりました。
出発の1週間前から、心ここにあらずだったからなぁ。
さて、旅行当日。私は列車で函館入りしました。(主は30日に飛行機で。)
私自身、北海道は2回目。前回は、北斗星のB寝台(ソロ)だったんだけど、
今回は奮発してA寝台!(ロイヤル)にしました。
駅弁2つ買って(流石にグランシャリオ(食堂車)の予約はしませんでした。)、
大宮駅からの乗車です。唯この日は、客車編成の前後が逆転していました。
プラットホーム前方で列車を待っていた私は、列車の中を先頭から後方まで、
縦断する事になりました。(大き目の荷物抱えての移動はかなり辛かったぁ。)
※後で調べたんだけど、青森駅改修工事中かなんか編成が逆転しているらしい?
程なく、自室に到着。荷物を床において、まずは一服。自室を見渡してみる。
JR東日本の車両なので木目調の部屋だ。
(北海道の車両だとホワイト基調らしい。)
広さは全体で3畳くらいかな、ロイヤルなので個室内に、シャワー、洗面台、
トイレを完備している。よくもまあ納めましたっていう造りに感心しました。
発車してから30分くらいしてから、車掌の改札とカードキーの使い方の説明。
前回乗った時に、カードキーの使い方は教えてもらったので知っていたけど、
もっぺん教えてもらう。ソロに乗ったときはカードキーは青色だったけど、
今回は緑色だった。
ロイヤルの個室はテレビも完備していて、ビデオ鑑賞も出来る様になっていた。
この日放映していた映画は「同じ月を見ている」深作健太監督の作品、もう
ひとつはNHKの「小さな旅 栃木中禅寺湖の養殖マス」でした。最初は
ビデオも見ていたけど乗車してから1時間くらいで、BGMの方に変えて
しまった。
21:00過ぎにグランシャリオ嬢から「ウェルカムドリンク」のサービスが
届いた。何でも、食堂車が繁盛していたらしく、遅れたみたい。初めて乗る
ロイヤルだから、そう言ったサービスがいつ頃あるとか知らなかったし、特に
気にしなかったけどね。
「ウェルカムドリンク」のワインの栓を抜いて、グラスに注ぐ。
仙台駅を過ぎた頃に部屋のカーテンを全開にして、車窓からの眺めを楽しんだ。
たまに踏み切りの赤が窓を横切る以外は殆ど闇。この辺りは真っ暗で、時おり
民家の明かりがあるくらい。
オーディオBGMを切り、列車の車輪が発する「カターン…コトーーン…」と
いうBGMを心地よく感じながら、小説を片手に寝台列車の夜を楽しむ。
これに満天の星があれば、最高の夜だろう。(日本酒があれば尚良し!)
いつしかワインも空になり、そのまま夢心地の世界に …
そう言えば、編成が逆って言う事は、前回乗った時とは反対側の眺めを見て
いたのかしらん。
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… 朝5:00過ぎに目が覚めた。
辺りはすっかり明るくなっており、カーテンを開けて外を見てみる。空は快晴だ、
今回の函館旅行、1日目から幸先がいいぞ。
前日はシャワーも浴びずに寝てしまったので、部屋のシャワーを浴びる。
このシャワー連続で10分しか使えないらしい。
(でも10分もあれば十分、なんてね。)
列車は青函トンネルを抜け、北海道に上陸。景色の広さと家並みから、嫌が
おうにもここは北海道なのだ、と感じさせてくれる。
(数分の遅れがあったらしいが)6:40頃に列車は函館駅に到着。
北斗星はここで、最後尾だった12号車を今度は先頭にして、札幌に向かう。
函館→札幌間は、ディーゼル機関車の重連が客車を牽引する。
年甲斐も無く、機関車の連結シーンをカメラに収めてしまった。
駅を出て行く北斗星を見送った私は、函館の地に降り立った。
函館は、東京と違ってこの時期でも湿気があまり無い。空気も澄んでいる。
心地よい海風も吹いていて、私の函館来訪を歓迎してくれている様に感じた。
(函館旅行その2に続く)