もてぎ2日目。
今日はMotoGPの
決勝!
車中泊だったけど、気温が低くなったおかげで快適に過ごせました。
5時ごろ目が覚めて、横でいびきをかいているSugarさんを起こさない様、外に出てみた。
空はどんよりしていて
「こりゃ予報どおり、午後から雨かな」なんて思った。
昨日の暑さが嘘のようだ。
タバコを2本ほど吸った後、あたりを少し散歩してから車に戻った。
Sugarさんも目を覚まし、車中でボーっとする。決勝の所為か、多くの人が車の前を
横切っていく。我々は「今日は指定席だから、8:30頃出ればいいか」なんて話して、
外を眺めながらマッタリとしていたら、ポツリポツリと雨が降り出してきた。
傘は持ってきたけど、
合羽がないな・・・。
傘をさして指定席で観戦する訳にもいかないし、何かいい方法を考えなきゃ。
開場時間も過ぎたので、シャトルバスに乗り会場に向かった。
待たずに乗れたのはラッキーだった。
会場についてから、さて朝食。とりあえず屋台を物色し、朝飯にありついた。
朝にも拘らず、ハイペースで食べてしまった。
ハンバーガー+ケバブ+おにぎり(ううっ・・・食いすぎ)
その間も雨は上がらず、どうしようもなく大治郎キャップとタオルを購入した。
合羽も売ってはいたけど、袖があるタイプしか見付からなかったので、
あきらめた。ポンチョタイプが欲しかったんだよね。
午前のフリー走行を指定席で観戦した後、周りのマナーのなさに愕然としながら・・・
やっぱり指定席みたいに広くない所でで傘さしちゃまずいよ前の人、
自分は濡れなくなって良いかも知れないけどこちらは前は見づらくなるし、
雨だれは容赦なくズボンのすそを濡らすし。少しは周りの事も考えようね。
125CC、250CCクラスの決勝は別の場所で観戦する事にした。
決勝の時間が迫りピットからは排気音が規則的に鳴り響く、それにつれて興奮も高まる。
そして、いよいよ始まりました!決勝戦!!
125CCクラス
小山が2番グリッドからのスタートだと思ったら、周回をかさねる度に順位が
下っていく。
路面が超ウェットな状態の為か、何台ものバイクが転倒やコースアウトしている中、
パシーニは首位をキープ!全体的には淡々としたレース運びだった。
小山どおしちゃったんだろう?タイヤのセレクトミス
250CCクラス
このクラスは盛り上がるぞ!
高橋青山周平がポールポジション、高橋裕紀が6番手、
高橋青山博一が8番手だ、もしかしたら
日本人表彰台独占も夢じゃない!!
そしてレースが始まった・・・。
青木青山周平もスタートは良かったんだけど、1,2コーナーでアウトに膨らみ
ドビチョーゾにインを突かれてしまう。その後、調子が上がらず8位まで順位を
下げてしまった。予選の時とタイヤが違う事で、フィーリングが合わないのか
125CCは淡々とレースが進んでしまったけど、このクラスは違った。
レース中盤は日本人ライダー2人を含む5台で先頭グループを形成した。
しかも、高橋裕紀がTOPだ!!青山博一も4位!こりゃ、日本人ワン・ツーが
ホントに実現するかもしれない!!!
バルベラがかなり強引なラインディングで、先頭集団を掻き混ぜていったが、
高橋裕紀は一人抜け出し独走状態!かと思っていたんだけど、やっぱりそう
上手くは行かなかった、タイヤが消耗した所為かずるずると、2番手集団に
飲み込まれてしまった… その上バルベラの荒しは続く…
でもまだ優勝圏内だ!
日本人ライダーが表彰台に手が届きそうになり、急いでアリーナに下りた。
表彰台に向かって右側に陣取り、ドキドキしながら結果を待つ。
ああ、ここからだとセンタービジョンが見えない。
FMラジオ持ってないし、
(競馬中継を聞くため、短波ラジオは持ってきていたけど)
スタンドからの歓声が頼りだ。レース終盤、スタンドがどよめきが・・・
あと5週を残して高橋裕紀がV字でコースアウト!
うわわわっ!
いや、まだ青山がいるさ!
あと2週を残して
青木青山博一が3Cで転倒!!!
ああああああああ!!
結局、日本人最高位は高橋裕紀の自己最高位タイの4位。
青山兄弟は8,9位とうーん残念!
日本人ライダーの表彰台は見れませんでした、惜しかったなぁ!
MotoGP(立ちっ放しで疲れたので、指定席に戻る。)
このクラスは、ストーナーがロッシに食い下がれるか、はたまたスタート優位を
生かして、ロッシがストーナーの年間王座を阻むか、また、2004年の再来で
日本人ライダーの母国表彰台を拝む事が出来るかが、気になるところ。
路面WETのおかげで、レース中のバイク交換が認められたレースとなり、レイン
タイヤをどこまで使い、ピットへいつ進入するかが、勝敗の鍵を握るレースとなった。
レース序盤は、コースアウト続出でめまぐるしく順位が入れ替わって行った。
ストーナーは9番手から好ダッシュで3番手につける、
ロッシはあれれ順位下っちゃったよ。
(となりに座っていたおねえちゃん、悔しがっている!)
レースが進むにつれ、路面が乾き始めたようだ。レースの3分の1が過ぎたあたりから
徐々にバイクをチェンジするライダーが増えてきた。
そんな中で、 先頭集団はなかなかバイクをチェンジしない。
ビデオを見たけど、レインタイヤのバイクに比べてスリックタイヤのバイクは
5秒近く、LAPタイムがいい。
そんな中、やっとストーナーがバイクのチェンジを行なった。その間に、ロッシが
トップに躍り出た。レインタイヤでどこまでいくのか!
(となりに座っていたおねえちゃん、喜んでいる!)
残り10週にきて、ロッシもピットイン。ペドロサはまだ、ピットインしない…
と思った矢先、ロッシのピットイン直後に最終コーナーでペドロサが転倒!!!!
やっぱり、かなりタイヤが消耗していたんだね。
ロッシはバイクを乗り換え、ピットを出て行った。まだストーナーよりリードがある。
(となりに座っていたおねえちゃん、「うんうん」うなずく!)
これはストーナーの年間王座はお預けかなと思ったら、乗り換えて1週でロッシが
再びピットイン!その間に、ロッシはストーナーに抜かれてしまった。
どうも前輪あたりがおかしい(そんな様なジェスチャー)みたいだ。
(となりに座っていたおねえちゃん、とても悔しがっている!!)
この時点で早いうちにバイクをチェンジしたカピロッシが、トップになっていた。
ストーナーは6、7番手当たりだ。ロッシは11番手あたり。
日本人ライダーは、ワイルドカードの秋吉がストーナーの番手に着き、健闘している。
終盤に入り、ロッシがコースアウト!!!
(となりに座っていたおねえちゃん、身を乗り出して悔しがっている!!)
お、黄色いバイクが!玉田かと思いきやチームメイトのギュントーリだ!
ダンロップ頑張ってるなぁ。もしかして表彰台も夢ではない?
結局、カピロッシがトップをキープしてゴール!バイクチェンジのタイミングが
幸いしたんだろうなぁ。上位陣はバイクチェンジのタイミングが早いライダーが
占めていた。ロッシは不運としか言えないね。2回目のピットインがなければ
年間王座を巡った、激しいバトルが見れたかもしれない。
今回のMotoGP日本開催では、日本人の表彰台を見る事は出来なかった
けど、年間王座の誕生を目の当たりにする事ができて満足です。
(やっぱり、C.ストーナーの奥さんは綺麗だね)
玉田、
青木青山兄サイン会抽選ジャンケンには負けました・・・とほほ。
興奮覚めやらず、18:00頃まで「ツインリンクもてぎ」におりました。
わずか2日という短い期間でしたが、充実した楽しい休日でした。
充実した休日に誘ってくれたSugarさんに
感謝!!